トクベツ

新型コロナウイルスの感染者数が軒並み増えてきて「第3波」を迎えています。感染された方たちが一日も早く回復し癒やされることをお祈りしましょう。

2020年度は、新型コロナウイルスによって教会生活においても大きな影響がありました。現在も続く短縮礼拝は最たる例でしょう。また、本来でしたら今日は収穫感謝礼拝として、子どもたちと一緒に作った豚汁を礼拝後ご馳走になるはずでした。けれども、今年はそれも叶いません。このままでは愛餐会なしのクリスマスも無事迎えることが出来るのか心配です。

そんな時に、次の文章を読んで、ハッとさせられました。

コロナの影響で「今年は…」という前置きがつき、特別さが強調されています。でも、保育を考えたとき、本当はどの一年も特別な一年ですね。子どもにとっても、園にとっても、毎年がかけがえのない一年です。「うちの園の5歳児はこういう保育をすることになっている」とか「運動会では必ずこれをすることになっている」という保育をしていたら、今年の特別さは、大きなマイナス要因になるでしょう。

久保山茂樹(国立特別支援教育総合研究所) 『キリスト教保育12月号』

これは私たちの信仰生活においても同じではないでしょうか。私たち一人ひとりにとって、荒尾教会にとって、どの一年も特別であり、かけがえがないのです。(有明海のほとり便り no.186)