ウクライナの子どもたちを覚える祈り

ロシアによるウクライナ侵攻に終わりが見えない状況が続いています。

カトリックの教皇フランシスコが次のようにツイッターで発信しており、ハッとさせられました。

「犠牲者から流された罪のない血が、天に向かって叫び、願っています。戦争は終わらせてください。武器を黙らせてください。死と破壊の種をまくことはやめてください」(4/6)
「家を離れ、外国の地に逃れなければならなかった子どもたちのことを忘れないでいましょう。これが戦争のもたらすものの一つです。この子どもたちを、そしてウクライナの人々のことを忘れないでいましょう」(4/6)

わたしたちキリスト教会は、2000年もの間、イエス・キリストの十字架と復活を忘れないでいつづけたからこそ成立しているといっても過言ではありません。覚え続け、祈り続けることが信仰生活の根っこにあるのです。

主の祈りにあるように、み国がきますように、みこころの天になるごとく、地にもなさせたまえと、日々祈り続けることが、わたしたちキリスト者に課せられた使命です。

2022年4月の受難節の時、わたしたちは祈っていきましょう。

一日も早く、戦争を終わらせください。

ウクライナから難民として逃げなければならない子どもたちを、お守りください。

この世界から武器がなくなり、核がなくなりますように。 キリストの平和が、神の国が、わたしたち一人一人に、そして世界全体に与えられますように。(有明海のほとり便り no.255)