世界の核弾頭のいま

1945年8月6日(月) 午前8時15分、広島に原爆が投下されました。そして9日(木) 午前11時2分、長崎に原爆が投下されました。その被害・痛みを語り尽くすことは出来ません。

同時に、日本が植民地でなした数えきれない加害の歴史もないものにしてはなりません。この歴史から、わたし達には憲法9条を与えられ、そして「反核」というvisionが与えれました。けれども、現実はむしろそこから遠ざかっています。

長崎大学核兵器廃絶研究センターが「世界の核弾頭データ」をとても分かりやすい図にまとめてくれています。これによると、いま世界には12,520個もの核弾頭が存在し、2022年に比べれば200個の核弾頭が減っているにも関わらず、使用可能な現役核弾頭の数は増えているのです。

「神の平和」を祈り求めていきましょう。(有明海のほとり便り no.321)