霊泉献堂式を前に

いよいよ土曜日には霊泉こども園の新園舎献堂式が執り行われます。原野先生はじめ霊泉の先生たちが心を込めて準備して下さっています。今回参加できない方も、来月7月27日には山鹿教会での合同礼拝を予定していますので、ぜひご一緒しましょう。ちょうど6年前のペンテコステ礼拝での「有明海のほとり便り」に、こんなことを綴っていました。

山鹿教会の代務を担うこととなり、正直戸惑っています。荒尾教会に赴任してからの2年間、よもやこのような形で山鹿教会に関わることになるとは、まったく思いもしませんでした。山鹿教会の現状は、決して明るいものではありません。…けれども確かなことは、山鹿教会の歴史の中で日曜の主日礼拝は、必ず続けてきたということです。福音のともしびを消すことなく、ともし続けてきたということです。それを安易に消すようなことはしてはならないと感じています。いやむしろ、代務者として精一杯、山鹿の地における福音の分かち合いに努めたいと願っています。
…今は始まったばかりで何も見えていません。しかし、3年後・5年後・10年後に振り返ったときに、きっと神さまの思い・意図・計画が見えてくるのではないでしょうか。どうぞお祈り下さい。

あれから、6年。いま振り返ると見えてくること。この荒尾教会と山鹿教会とが、そして荒尾めぐみ幼稚園と霊泉こども園とが、共に手を携えて歩んでいくようにと、神さまが望まれたということです。その一つの業として、新園舎建築という幻が与えられたのです。

神さまはわたし達にさらに風(プネウマ=聖霊)を吹き続けていくに違いありません。その風に励まされ歩んでいきましょう。(有明海のほとり便り no.415)