ささやかな「接点」

『教団新報』という機関紙(月刊)の、少し古い2018年2月号にとても親しい友人でもある荒井偉作(いさく)牧師が執筆していました。

偉作くんに初めて出会ったのは、わたしがまだ高校生の頃。偉作くんは西支区(現在の西東京教区)中高生キャンプのリーダーで、自由学園中高の教師でもありました。以来、とても親しく可愛がってもらい、お互い不思議な導きで牧師となり、仙台でまさかの再会を果たしました。

偉作くんは仙台空港近くの名取教会に仕えています。東日本大震災によって、名取市沿岸部は津波によって甚大な被害を受けました。名取教会も地震によって被災、教会員と会友の4名が召されました。しかし、そのような中にあっても、偉作くんは持ち前のユーモアで明るく宣教を展開しています。名取教会には震災によって沢山の人たちが訪問するようになりました。

ある時ふと、政治的に対立する国々からそれぞれ訪問者があることに気付きました。そしてよく見れば、国内の訪問団の間にも溝や確執はあります。違いはあれ、一人ひとりの温かい笑顔が印象的です。被災地の小さな群れが、ささやかな「接点」になっているのです。

この言葉を読み、わたしが仕えていた被災者支援センター・エマオもささやかな「接点」だったことに気付かされました。この小さな荒尾教会・荒尾めぐみ幼稚園も、ささやかな「接点」になることを願っています。

教区で3月に企画している「東日本大震災15年を覚える礼拝」には、偉作くんに説教(オンラインで)を依頼し、快諾いただきました。いま偉作くんは東北教区議長としての責任も担っています。お時間が合う方はぜひオンラインでご参加下さい。