毎年、色々な養成校から実習生が派遣されます。荒尾めぐみ幼稚園での実習が、いい意味でも反面教師的な意味でも実り豊かなものと願っています。実習生はもちろんですが、担当する各担任にとっても、日々実習生のメンター(相談役)となり、日誌へのコメントを返していくことは楽なことではありません。けれども、実習生の受け入れを通してわたし達自身の学びにつながることも多く、依頼があればすべて受け入れるようにしています。また、園長として実際の保育現場にずっと入ることは難しいため、せめて日誌にはコメントを加えるように心がけています。その中で、先日りんごの木代表の柴田愛子さんの文章「あそびは ごはん」に出会いました。
あそびはごはんのようなもの 毎日食べないと 元気が出ない 毎日食べているのに 飽きない 主食のご飯やパンが大事 どんなにおかずが豪華でも どんなに珍しいものでも そのおいしさがわかるのは 主食があるから ご飯もあそびも何の足しになっているか 定かではありませんけれど 心が喜んで 前向きに生きていけるには 絶対必要! あそびのご飯 食べていますか? 私なんて もはや 仕事とあそびの境目がわかりません あそびっぱなしです! ご飯食べっぱなしです! だから幸せに太っています。
遊びをご飯のように大切にしていきたいと願っています。(有明海のほとり便り no.335)