九州教区に立つ教会として

明日から2日間、九州教区総会が開かれます。信徒の方たちにとっては、教区は少し遠く感じられるのではないでしょうか。けれども実は、教区はわたし達の宣教に深く関わっています。荒尾教会でも、無牧師となることを避けるために、教区に相談してきたことが歴史の中で度々あります。また、わたし自身、様々な課題にぶつかるたびに、教区で繋がった方たちに相談させていただいています。教会にとってのセーフティネットでもあるのです。

 総会資料と一緒に「共生の明日をめざして~協力・連携・互助~」と題した、一冊の報告書が送られてきました。昨年、熊本で開催された宣教会議の報告書なのですが、そこでY教会のAさんが発題をされており胸を打ちました。Aさんのお連れ合いが牧会されているY教会では、15年の間に教会員の方たちが高齢化などにより10人以上減り、毎年のように赤字決算が続き、2016年から教区の互助を受けるようになったそうです。

会計役員が予算を組んでいて、どうしても赤字になってしまい、予算が立てられないことがあります。献金の予算を高めに設定し、削れるところは削り、据え置かれた謝儀を減額して何とか予備費のある予算を立ててきました。…Y教会では、謝儀以外の予算を立て、残ったものを謝儀に充てるという苦渋の選択をしてきました。…互助をいただくようになって、謝儀を一時期増額できたのですが、2018年度から再び年々減額しています。

 そのような中で、Y教会は教会互助献金を自ら捧げています。 荒尾教会では教会互助献金として2023年度は119,100円を教区に捧げることが出来ました。互助を必要としている教会は増えつつあり、同じ熊本地区にも1教会が互助を受けられています。これからも共に福音を分かち合う仲間として、祈り支え合っていきましょう。(有明海のほとり便り no.359)