正門工事

長年の懸案だった正門工事が無事終了しました。とても味わいのある正門でしたが、作って数十年(?)となる門は、老朽化が進んでいました。ここ5年間は、度々車輪が回らなくなっていました。その都度、教会員の舛田さんにお願いして直していただきました。また、鉄製門でしたが、特に下の部分は錆によってボロボロで、車輪を受ける箇所が使えなくなり、車輪自体をズラして付けなければならない状態でした。さらに、昔ながらのガラガラと引いて開ける門だったため、子どもたちの挟み込み事故が心配でした。役員会・理事会を中心に話し合って来ましたが、予算の心配もあり踏み出せずにいました。けれども、霊泉こども園に出来た新たな正門が、荒尾めぐみ幼稚園のイメージとも重なるもので、早速象設計集団にデザインをお願いしたのです。木をふんだんに使ったもので、温かみある門となりました。予算的にも三和建設さんにかなりご協力いただきました。

十字架の位置に悩みましたが、あえて左側に寄せて、教会との繋がりを意識しました。開き戸にしたため、門を引くスペースがいらなくなり、その分園庭が少しですが広くなり、安全性もかなり向上しました。霊泉のようにインターホンや電子錠も検討しましたが、予算的な問題と共に、教会・牧師館・園舎が同じ敷地にある中で、鍵はせずに代わりに閂と子どもが届かない場所にある簡易なロックにしました。

門につける看板は、いままでの看板を磨いていただきました。この門を通る一人ひとりに祝福がありますように。(有明海のほとり便り no.414)