2026年が始まりました。この一年が、お一人お一人にとって神さまの愛あふれる時となることを切にお祈りしています。
年始にはHさんの家族ともオンラインビデオで繋がり、近況を報告しあうことが出来ました。その中で特に印象深かったのは、義弟のIさんが行ってきたスペイン巡礼の旅(カミーノ・デ・サンティアゴ)についての話しです。キリスト教の聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指し、徒歩で巡礼する旅です。
スペインはカトリックの国であり、旅で出会う各地の教会はカトリック教会です。Iさんはカトリック教会自体にはあまり共感しなかったそうです。「The教会」という華々しい造りの教会と、自分が抱く「教会」「キリスト教」との間にギャップがあったと。
けれども、アッシジの聖フランチェスコが過ごした、アッシジとローマの中間の山岳地帯にあるグレッチオの洞窟を訪問した時に、思いが変わったそうです。その洞窟は本当に人里離れたところにあり、「えっここが?」と驚くほど何もない洞窟だったそうです。フランチェスコはこの洞窟をあえて選び、そこで本当に質素な祈りと生活を始めていったのです。その洞窟に入り、この洞窟こそ「本当の教会」と感じたそうです。
この話しを聞いて、「教会」について考えさせられました。イエスさまが産まれた家畜小屋のような教会、イエスさまが復活された墓のような教会、そしてフランチェスコが過ごした洞窟のような教会。 荒尾教会がそのような教会になることを祈り願っています。(有明海のほとり便り no.443)
