小さな子ども、特に赤ちゃんはよく怖がります。大好きなお母さんやお父さんが見えなくなった時、大好きな先生が見えなくなった時に。不安を泣くことで教えてくれます。「ここに来て!助けて!」と。その時に、しっかりとその感情、不安や恐れを受け止めて抱きしめるならば、その子どもは、すぐに元気を取り戻すことができます。
子どもが不安を抱いたり、感情が崩れてしまった時に、特定の大人のところ行って、抱きしめてもらって元気を回復すること、そしてそこからまた冒険に出かけていく勇気をもらうことをアタッチメント(愛着)と言われます。子どもの育ちにとって、親や先生とのアタッチメントは、必要不可欠と言っていいほど重要であることが、最近の研究で明らかにされています。
神さまが無条件で一人一人を愛し、かけがえがない<いのち>として下さっている。この神さまの愛を土台にしてなされるキリスト教保育は、大人の都合での保育ではなく、一人一人の子どもとしっかりアタッチメントを作っていく保育なのです。
いくつになってもアタッチメントは必要であり、大人にとっても、感情が崩れた時に帰っていく避難所・安心基地が必要です。神さまという存在、復活されたイエス・キリストという存在、それがわたしたちにとっては避難所です。神さまによって、わたし達は元気を与えられ、そしてそこからイエスさまに倣いつつ、飛び立っていくことが出来るのです。わたしたちにとってのアタッチメント(愛着)の対象は、まさに神さまなのです。
荒尾教会が、そのような神さまとのアタッチメントを十分に感じられる場になりますように。ホット一息ついて、ここから出かけていきましょう。(有明海のほとり便り no.445)
