画家・金斗鉉さんによる『荒尾教会』

待ちに待った金斗鉉(キム・トウゲン)先生による絵が、昨日届きました!

まず驚いたのはその大きさです。測ってみると、20号(長辺約70cm)になっていました。金先生が荒尾に来てくださったのはちょうど1年前ですが、その際に「教会だけでなく幼稚園も入れますか?すこし大きくなりますが…」と聞いて下さり、迷いなく「お願いします!」と答えたのを覚えていて下さったのです。すると牧師館まで絵に入れて下さっていました。間違いなく他の教会よりも描くのが大変だったはずです。実は5号(長辺35cm)くらいのものを想像していたので、頭が下がる思いです。

早速、絵を観ると…、広い美しい空のもとに、十字架が立っています。決して大きくはない、むしろ小さい十字架が、ドアの鍵穴のようにしっかりと、そこにあります。そして教会・幼稚園・牧師館がそれぞれ誇示しすぎず、でも確かな存在感をもって描かれています。木や花の緑が美しいアクセントにもなって…。

ここに住んでいると、あまりにも日常になってしまっていて忘れてしまうのですが、教会・幼稚園が一つのキリストの身体として建てられていること、何よりも神さまの愛と救いを表している場であることに気付かされます。この絵で描かれている光景が、教会員や園児たちだけでなく、通り掛かるすべての人たちの魂に刻まれるものであってほしいと願います。どうぞご鑑賞下さい。

おそらく11月か12月号の『信徒の友』にこの荒尾教会の絵が掲載されると先生から伺いました。そこには先生のエッセーも加わります。こちらも楽しみにしたいと思います。