出かけ人と出会い・分かち合っていく教会に

フロイドとドリーンの道北センターでの働きはとても幅広いものでした。農村センターとしてあちこちの農場訪問をし、三愛精神(神を愛し、人を愛し、土を愛する)に基づいて年に二回農民が集まる三愛塾を行い、道北地区の小さな教会の礼拝に協力をし、また家庭集会を行い、道北センター英語学園を開いて子どもから大人まで英会話を教え、若者の奉仕活動の可能性を広げ、平和活動も大切にし、また精神障がい者の社会復帰を目指す現在の社会福祉法人である道北センター福祉会の種を蒔きました。
この働きを通して私が一番学んだことは教会がこのままで正しい、そして人が来るのを待っていればいいという姿勢ではいけないということでした。イエスは何よりも出かけて人と出会い、人と分かち合うことをしたと思います。教会も地域社会に於いて分かち合うこともあれば学ぶこともあり、地域社会の課題を学び続けることによって、また他の宗教とも関係を持つことによってこそ私たちはイエスの福音の意味、また私たちに求められている働きを知ることができると思います。(pp.5-6)

ロバート・ウィットマー宣教師が『教会教を越えて』(フロイド・ハウレット著)という本のまえがきに寄せた言葉です。ウィットマー先生は北海道名寄にある「道北センター」で長く働かれましたが、その前任者がフロイド・ハウレット宣教師だったのです。これを読み教会の宣教とは出かけ人と出会い・分かち合っていくことにこそが肝要なのだと、改めて気付かされました。

荒尾教会においては、荒尾めぐみ幼稚園がこの荒尾の地で子どもたち・ご家庭と出会い分かち合う役割を、まさになしています。この宣教の業をさらに深めていきましょう。また、それだけで満足するのではなく、この地でさらに人と出会っていく教会を祈り願っていきましょう。 (有明海のほとり便り no.256)