木曜の朝、Bと1マイル(1.6km)走って(先日1000日に到達😉)帰ってくると、門の前で70代のご夫妻が笑顔で迎えて下さいました。ご挨拶をすると、女性の方から、「濱邊達男先生の時代に子どもたちがお世話になりました」とお話しをして下さいました。さらに「小平善行先生の頃には保育補助としてもお手伝いさせていただき、とっても懐かしいです」と伺い、小平先生がいまお元気にされていることをお伝えしました。すると「本当にお世話になったんです」と涙を浮かべられました。荒尾めぐみ幼稚園で陽だまりのような思い出を作られたことが伝わってきました。とても感謝でした。もう30年以上前のことですが、この「温かさ」を繋いでいきたいと願っています。
また先週は、保健センターより心理士や保健師さんが来園されました。ミーティングが終わり帰られる直前に、一人の保健師さんが「めぐみさんはいつもケースが多く持ってくる書類袋がパンパンなんです。お世話になっています」と言われました。決して嫌味とか他意があるわけではなかったのですが、心に残るひと言でした。
もしかすると、小規模なわりに配慮が必要だったりするケースは、他園に比べて多いのかもしれません。けれども、「荒尾めぐみ幼稚園ならこの子が受け入れてもらえる。生き生きと過ごすことが出来る」と信頼して下さり、預けて下さっている結果です。
キリスト教保育の園に共通するのは「どのような子どもも受け入れる」という愛です。この根っこをこれからも大切にしていきたいと願っています。(有明海のほとり便り no.384)