能登半島地震

1月1日16時10分、石川県能登地方で大地震により能登半島地震が発生しました。この地震によって現在126名もの方たちが亡くなったことが判明しています。依然捜索活動は続いています。また、多くの方たちが避難生活を余儀なくされています。不安や恐れの中にある多くの方たちが、どうか一日も早く、安心して過ごせるようになりますように祈ります。また、わたし達に出来るささやかな一歩として、募金箱を設置しますので、協力をお願いします。

こういった災害が起こった時、情報が行き届かず、支援が届かない方たちがいます。移住労働者の方たちや外国にルーツのある方たちには、言葉のバリアだけでなく文化のバリア、そして差別が日本には根強く残っています。どうか「災害弱者」と言われる方たちに真っ先に必要な助けが届きますように。

被災した教会・牧師には、全国から様々な問い合わせがひっきりなしに来ます。ただでさえ、被災者として、そして同時に支援者として動かなければならない中で、ストレスや疲れでバーンアウトしてしまうこともあります。他の支援者も同様です。どうか支援者の方たちの心・身体・健康が支えられますように。休みを十分に取ることが出来ますように。

能登半島地震によって教会付帯施設である園も被災しています。どうか園児・保護者そして教職員が、園生活を取り戻していくことが出来ますように。子どもたちの笑顔そして豊かな遊びが戻ってきますように。(有明海のほとり便り no.342)