能登半島地震で幕を開けた2024年でした。死者412名にも及んだ災害の傷跡が癒えることはありません。さらに、その遅すぎる復興作業に、被災された方たちの思いはいかばかりでしょうか。「風化」や「忘却」をしてはなりません。祈りに覚え続けましょう。
同じ学法で歩んでいる霊泉幼稚園(山鹿教会)では、祈り続けてきた園舎建築が本格化しました。ちょうど1年前に、園舎建築のための補助金の内示が出て、3億円規模のプロジェクトが始まりました。困難を極めたのは入札でした。入札に最低10社集める必要があり、TSMCバブルに人手不足もあり、Y先生を中心に必死で入札に参加して下さる業者を探しました。入札が無事終わるまで、ハラハラ過ごしつつ祈りました。地元の三和建設に決まった際には大きな安堵でした。2月完工予定を目指して、三和建設も象設計集団もとても丁寧かつ着実に建築を進めて下さっています。
O教会が無牧となりました。1月より新たに代務者が与えられると伺っています。地区や県は違いますが、車で10分のところにあるお隣の大切な教会です。困難な歩みに必要な支えと守りがあることを祈りましょう。
教会に関わる一人ひとりにとっても、決して平坦なものではありませんでした。悲しみや痛みを伴う出来事もありました。社会も、教会も、園も、家庭も、そして一人ひとりも、神さまからの導きと守りがあることを祈りましょう。(有明海のほとり便り no.392)